ボジョレー・ヌーヴォ 2007 速報




インポーターさんからボジョレー・ヌーヴォ・レポートが届いています。
レポート内容は七月末時点のものです。

ボジョレー・ヌーヴォの季節がやってくる! 今年のフランスは暖冬の影響で、葡萄の木も冬らしい冬をほとんど経ることがなかった。
その結果、開花の時期が例年に比べて約1ヶ月も早く、その後は5月,6月と長雨、雹、寒さ
病気の蔓延とビニョロンにとってはまさに試練の年となりそうだ。
去年は新星カリーム・ヴィオネ、大御所ジャン・フォイヤールともに質の高い素晴らしい
ヌーヴォを造り上げることが成功したが、今年は果たしていかに!?


カリーム・ヴィォネ
今年のボジョレーは、開花が例年よりも約1ヶ月早かったのでそこから収穫日を逆算すると、予定では8月の終わりか9月初めに収穫をはじめることになりそうだ。
ちなみに去年が9月14日だったので約2週間ほど早いペース。去年は7月初めに雹の被害にあったが、今年は今のところ問題なく葡萄が生長している。
一方で、5月から7月中旬まで雨が多く気温の上がらない不安定な気候が続いたため、ビニョロンの中にはベト病被害で葡萄が壊滅状態のところもあると聞いている。
私は、病気対策は早め早めで適時にボルドー液散布を施したことが功を奏したのか、葡萄の病気はごく最小限に抑えられている。
2007年はビオ生産者にとっては大変きびしい年と多くの人が言うが、私はそうは思わない。注意深く毎日の畑の状態を確認していれば、
病気に対しても早期対策が出来ると思う。むしろ農薬を撒く生産者で畑の注意を怠っている人たちが、深刻な被害にあっている気がする。
いずれにしても、これからの天候次第でまだどうなるかはわからないが、今年は難しい年であることは確かだ。
こうした難しい年だからこそ、本当の意味で生産者たちの真価が問われると思う。



ジャン・フォイヤール
今年のボジョレーは雹の被害やベト病の被害等々、全体的にとても厳しい年だと思う。
そんな厳しい状況のなかで、幸運にも私のコトー・ド・ピュイの畑は今のところ、他に比べて比較的雨が少なく(例年に比べると多いが・・・)病気の蔓延もない。
ただ、これから畑にも十分気を配っていかなければならないことは確かだ。あちらこちらから病気や雹の被害を耳にしているからね。
今年のヌーヴォは、これから天候に恵まれていけば、収穫も例年より2〜3週間早まりそうなので、去年よりは上品で素晴らしいワインが出来ると予想している。
例年だと11月の第3週木曜日のお祭りにあわせて、時間のないなかバタバタと急いでワイン醸造を行わなければならない。
本来、我々のような丁寧にワインを造る生産者にとって、ヌーヴォのように期限が設けられた醸造はあまりなじまないが、今年は十分に時間があることで
じっくり仕込に時間をかけられることができそうだ。



ジャック・シャルレ
昨年の冬は少々暖かく、雪も少ししか降らなかった。
2007年春、4月には考えられないほど暑い日があり(25〜30℃以上)開花が今年は早く5月15日で発育は大変早かった。
(2003年より9日、2005年より20日、そして2006年より24日早い)
5月と6月は雨の多い日が続き、通常より50%多く、また、雷、雹が南のボジョレー地区に度々あった。
葡萄の成熟は大変早く(2005年より23日、2006年より30日)
また、実のつき方は早く不均質であり房の数は平均9房であった。(2005年→9房、2006年→11房)
現在のところ、平均気温は低いが、
夏、7月の終わりから8月にかけて好天が続き、気温の上昇があれば状況は大きく好転するだろう。
収穫予定は、今年は早まり8月25〜30日となる見込み。


次回は収穫直前のレポートをお届けします。
資料提供は、(有)ヴァンクールさん、ストークコーポレーション(株)さんからです。
ボジョレー・ヌーヴォ、ご予約承り中!

トップページへ